病院と薬局が分割された理由
病院内の薬局で薬を出してもらうことが10年程度前までは当たり前でしたが、今では病院や診療所で処方箋を出して、調剤薬局の薬剤師から患者さんは薬をもらうようになりました。
これが医薬分業と言うものなのですが、外来の患者さんの薬は、調剤薬局が担う時代に入り、医療機関は変わってきたのですが、患者さんの希望から、調剤薬局で薬をもらうようになったのではないので、利便性に欠けて面倒だなと思うかもしれませんけれど、皆さんにとって、あらゆるメリットがあるのです。
医師が判断して薬を出す場合、病院内の薬局などには最善だと思う薬が揃っていない場合があり、「とりあえず」ということになって、患者さんに最適な薬が渡らないことが起こっていました。
専門に薬を取り扱う調剤薬局では薬も豊富に揃っていることから、そういう心配もなくなります。
ただ、医薬分業が行われた理由はまた別でして、医療機関で出されている薬は医療保険対象となりますので、厚生労働省が定めている薬価という公定価格がついています。
医療機関は、製薬会社が販売する薬を問屋から購入して、被保険者(患者さん)に薬価を請求することになります。
つまり、公定価格なので購入費がそのまま請求額に変わり、差し引くとプラスマイナスがゼロになりますが、実際のところは、薬の維持費などを薬価から差し引いた額が問屋に支払われています。
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